〒723-0051 広島県三原市宮浦6丁目8-35

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「もうこの体で何十年も過ごしたくない」自律神経失調症のような不調と向き合った整体記録|三原市・30代男性

整体院での初回カウンセリング風景。自律神経失調症のような症状に悩むクライアントとの丁寧な問診の様子

クライアントさんの情報

病院では原因不明だった感覚異常や不眠、自律神経失調症のような不調の改善実例です。三原市の30代男性が「もうこの体で過ごすのは嫌だ」と来院されました。

このページでは、そのYさんの症例をご紹介します。

Yさんは、自律神経失調症のような「ひりつき」や「やけつけるような痛み」といった不調に長年悩まれていました。

体調管理の重要性を感じご相談いただきました。

・年齢:30代
・性別:男性
・居住地:広島県三原市
・職業:内装業など

からだの状態・生活への影響

皮膚感覚の不快感・パニック

Yさんは、「ひりつく」「やけつける」「ヒリヒリ」といった皮膚感覚の不快感に悩まされていました。

・「ひりつく」→「不安」→「呼吸浅く」→「パニック」という状態が続いていました。

胸や肩、両腕、首から後頭部にかけてまで広がるような症状で、特に日中に強く出る傾向がありました。

薬を飲んでも効かない・不眠症

症状がひどい時は薬を飲んでも効かず、横になっても眠れないほどのつらさがあり、「このまま何十年もこの体と付き合っていくのは嫌だ」と感じていたそうです。

症状に意識が向きすぎると不安感が増し、日常生活の中でも集中しにくくなったり、人とのコミュニケーションを避けたくなったりする場面もあったとのことです。

ストレスで悪化

特に精神的に疲れている時やストレスを感じた時には悪化しやすく、心身ともに大きな影響を及ぼしていました。

来院までの経緯


環境変化から不調に

Yさんは、2年前のご結婚と引っ越しで、環境の変化や新しい生活への適応によるストレスの中、1年前ごろから強い「ひりつき」などの皮膚感覚の不快感が現れ始め、夜も眠れないほどつらい状態に。東広島の心療内科を受診し、薬を処方されることで一時的に症状は落ち着きました。

10年前にも。「適応障害かも」

実はこのような症状は10年前にも経験されており、当時は強い不安感やパニック発作もあったとのことです。その際も心療内科を受診し、薬によって症状は改善しましたが、明確な診断名はつかず「適応障害かも」と言われたそうです。

民間療法で改善せず

今回も症状の再発や予防のためにカイロプラクティックや背骨の施術なども試されましたが、改善には至らず、逆に憂鬱感や息詰まり感が強くなる場面もあったといいます。

病院で原因不明

1年前に再び症状が悪化。整形外科ではレントゲン検査を受けるも「歪みが原因ではない」「側弯症というほどではない」と診断。心療内科でも明確な診断はつかず、原因が特定されないままの状態が続いていました。

「薬では根本的に変わらない」

こうした経緯から、Yさんは「薬では根本的に変わらない」「もうこの体で何十年も過ごしたくない」「どうやったら改善するのか?」「何が原因なのか?」という思いから、改善してくれるところを探されていたそうです。

当院を選んだ理由

「口コミ」で知った整体院

Yさんは当初、整体やカイロプラクティックに再度通う予定はありませんでした。
しかし、インターネットで当院の口コミを目にし、「ここなら本当に良くしてもらえるかもしれない」という希望を感じたといいます。

「何十年もこの体で過ごすのは嫌だ」──思い切って来院

口コミだけでは不安もあったそうですが、それでも「この体のまま何十年も過ごすのは耐えられない」と思い、勇気を出してご予約されました。
「怖さもあったけれど、それ以上に変わりたい気持ちが勝った」と来院時に話してくださったのが印象的でした。

来院時の状態

初回カウンセリングで見えた身体の状態

初回来院時、Yさんは全体的に緊張感が強く、「リラックスした状態がわからない」と話されていて、自律神経の乱れが強いことが明らかでした。

姿勢のチェックでは、反り腰や肩の左右差が見られ、右足を挙げたときにふらつきが出るなど、バランス感覚(運動機能)の乱れも見られました。

筋反射テストで「神経系の乱れ」が

筋肉反射テストでは、姿勢によっては筋力が急激に低下する反応が確認され、姿勢や動きによって神経系の働きが乱れる傾向がありました。

「歪み」は本質的な問題ではない?

整形外科などで「歪みはあるが原因ではない」と言われていました。確かに外見的な歪みはありますただ、「脳の誤作動」や「自律神経系のバランスの乱れ」が主な要因である可能性が高く、「脳と神経系」と歪みなどの「筋肉や骨格」と両方を合わせて改善することが根源的な回復繋がるに判断しました。

対処療法→体質から変えていく

Yさんの元々の精神的な特性があるため、心療内科の受診は継続していただき、それと並行して当院のアプローチを受けていただきました。また、ストレスやちょっとして環境の変化で、症状が悪化したり、パニックになったりと、Yさんのお身体がとても繊細な状態だったこともあり、とても慎重に少しづつ丁寧に実践していきました。

診断・施術

自律神経の不調改善のためのバランス確認中のセッション風景

施術の目的は「脳と自律神経の誤作動」+「体の歪み」

これまでのYさんの経緯。元々のお身体やメンタル的な特性。今の状態。などから考慮し、Yさんの症状は、筋骨格系の問題と、脳や自律神経の働きの誤作動が主な原因であると考えられます。

そこで当院では、強い刺激を避けつつ、神経系の調整と脳の再学習し、「脳と自律神経」から体質を変え、それを実践した先に「症状の回復」があり、あわよくば「歪みも回復」できれば。ということでスタートしました。

脳の改善に「栄養・運動・睡眠・メンタル」

脳の誤作動は、日々の積み重ねで起きてきます。それは「栄養(食事)・運動・睡眠・メンタル」の主に4つです。それができれば、「表面的な改善ではなく、根本的な改善」につながり、改善後も、「ちょっとやそっとでは大崩れしない身体」  「もし不調になったもすぐに回復させれる身体」に近づけることができます。この「4つの土台」がないまま。対処療法ばかりしてもその場しのぎでしかありません。体の不調は「生活習慣や思考の癖を見直して」というメッセージだったりします。まず、人間の基本である「食べる・動く・寝る・思考」を見直すことで、Yさんの本来持っているお体に戻していきました。

 

「脳の誤作動」は「腸の炎症」から

脳の誤作動は、「腸の炎症」から起きていることが多い。と科学的に証明されています。Yさんは、お薬を長期間服用されていたことなどから、

お腹(消化器官)の負担 → 消化・吸収力が落ち → 栄養バランスの乱れ →  脳や神経系の乱れ。となりそれが元々の、Yさんの精神的な特性も悪化している。と判断しました。まずは、「腸の炎症」も改善すべき大きなポイントである。と、ご本人にも認識していただくところから始まりました。

(※ お薬のアドバイスはもちろん行いません。Yさんのケースでは、ご本人の意向で心療内科のドクターとご相談されながら進めていきました。)

思考と身体の反応を結びつけるアプローチ

初期の段階では、「ひりつき」を思い出すと筋力が極端に低下するなど、思考と身体の関係が強く反応に現れている状態でした。
その後の施術では、症状を思い出しても筋力が徐々に改善するようになり、
ご本人も「自分の感情が体のどこに出ているかを感じる」ことができるようになってきました。

呼吸や栄養が筋力にも影響

ある時は、「喉の詰まり感」や全身の筋力低下が見られましたが、
これは呼吸筋を使うことでタンパク質の消費が増え、一時的に神経伝達が落ちたことによる反応と考えられました。
呼吸法や栄養面のサポートを取り入れることで、筋力や全身の状態は改善していきました。

回復には波があるが、確実に前進

症状には波があり、好転反応的に体調が下がる時期もありましたが、
1回ごとの施術で少しずつ身体の反応が変わり、施術の効果が持続する時間も長くなってきています。

施術内容・経過・変化

神経系の働きを確認するための筋力反応テストの様子

・毎回の施術内容

※ 毎回、「カウンセリング」「身体機能の分析」を行い、日々変化する体の状態に合わせ、アプローチに変えていきます。

・1回目 左大腰筋改善
・2回目 メンタルアプローチ
・3回目 栄養・腸の改善
・4回目 栄養・腸の改善 呼吸改善
・5回目 HIIT(運動)
・6回目 栄養・腸の改善
・7、8、9回目 筋反射バランス分析・左大臀筋、左梨状筋、下半身筋トレーニング

・10回目 メンタルアプローチ
・10-15回目 栄養 メンタル 睡眠 など

経過とご本人の言葉

※ Yさんは、症状も重く、ちょっとしたことでパニックになったり、また、元々の体質や、体の不調の積み重ね。お薬で対処療法してきたこと。などがあるため、慎重にお体と対話しながら行うことを実践しました。

大切なことは、「体質から丁寧に変えていくこと」。その方法を実践したことで、じわじわと効果が出始めてきました。

経過とご本人の言葉

※ Yさんは、症状も重く、ちょっとしたことでパニックになったり、また、元々の体質や、体の不調の積み重ね。お薬で対処療法してきたこと。などがあるため、慎重にお体と対話しながら行うことを実践しました。

大切なことは、「体質から丁寧に変えていくこと」。その方法をしていったことで、じわじわと効果が出始めてきました。

「ひりつき感」まだ0ではないが、「10→1」に

・1〜3回目 体の反応は改善するも、症状は変わらず。

・4回目「ひりつきが少しラクになってきました」

・5回目「少しづつ軽い運動ができるように」

・7回目 運動ができなかったが、運動ができるようになってきた。「ボクシングトレーニングに行くことに

・11回目「調子いい」「ひりつきは少しあるくらい」

・12回目「ひりつきはあまり感じない」気づけば(ひりつきが)あるかな?ってな感じ」

・13回目「寝れるようになってきた」「気分が沈むことがなくなってきた

・14回目「メンタル的にだいぶ戻ってきた」(ラクに)

・15回目「ひりつきかなり減ってきた」ひりつき感 10→1に

・現在も、体質改善とメンテナンスで継続セッション中です。

回復されたこと

①ひりつき感などの感覚異常は「10から1」に軽減
②夜も寝れるように。不眠改善
③ストレスが軽減し、日々が精神的にラクに。
④パニック発作が出なくなった

途中からお薬も手放され、15回目でここまで回復されました。お薬に頼ることなく、ここまで回復できたことは、ご本人が当院に通い、アドバイスを実践され、コツコツと積み重ねてこられた頑張りによるものです。

「体質を変える」と「姿勢も改善」

「左肩上がり」の姿勢が改善。、下がってきて、歪みが減りました。

Yさんの「左肩あがり」の姿勢が、下がって、正面からの姿勢が改善しています。

正面からの姿勢ビフォーアフター比較。肩の高さと頭の傾きに変化

「横からの分析画像」も改善

左の画像は、反り腰で、顎が上がり、軸ができていません。右の画像では、反り腰が改善し、顎が引かれ、軸ができています。

	施術前後の姿勢変化を横から比較した画像(反り腰・頭の位置などの変化)

「姿勢が原因」ではない

まだ歪みはパーフェクトではありませんが、ある程度の姿勢の改善が確認できます。

この姿勢の改善は、「体質改善」や、「脳や自律神経の誤作動の改善」を行なったことで、自然と姿勢が変わっていた。ということです。

ということは、姿勢や歪みが「ひりつき」の原因だったのではなく、「脳と自律神経の誤作動」が姿勢も歪ませ、ゆりつきも起こしていた可能性が高いと考えられます。

その日の、その瞬間の、Yさんにとって最適な「栄養・運動・睡眠・メンタル」をアプローチした結果です。ボキボキなどの矯正や、筋肉を揉む。伸ばす。電気治療などの、いわゆる一般的な整体院、整骨院、リハビリ、などで行う内容のことは行っていません。

体験談

〜 Yさんの実際の声 〜

自分の症状は 原因不明で体に日焼けをしたような 切りつきがあり どこの病院に行っても原因が分からないと言われ 諦めていました

一番しんどかったのは寝る時にそのひりつきが出て不眠になったりしたことです。

その時にりゅうしん先生の事を知り 半分 興味本位で通院することにしました
りゅうしん 先生は人間の本来持っている 正常な状態に戻すために食事 睡眠 運動 メンタル この4つからアプローチするということで直していきましょうと提案していただきました。

最初はすぐに結果は出ませんでしたが 徐々に本当にひりつきはなくなり、完全ではないですがほとんど良くなった状態になりました。

今後はメンテナンスも含めて月に1回 通院させていただくということで これからもよろしくお願いします。

Yさん 30代 三原市

※こちらは個人の感想であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません。

Yさんは当院での施術後、ご自身の変化をGoogleのクチコミにもご投稿くださいました。以下はそのスクリーンショットです(ご本人より掲載許可をいただいております)。

👉 Yさんの投稿を含むGoogleクチコミ一覧を見る

自律神経の乱れによる「ひりつき」や不眠に悩んでいたYさんの実際のGoogle口コミ投稿

生活習慣への指導内容

「呼吸」と「栄養」が体に与える影響に気づく

Yさんの施術では、呼吸のタイプと筋力・自律神経の関係に着目しました。
普段は胸式呼吸が強く、腹式呼吸に切り替えようとするとかえって全身の筋力が落ちる状態でした。
そこで、負担がかかりすぎない範囲で少しずつ呼吸を練習していただきました。

また、「腸の炎症」から「脳の炎症」。そこから「脳と自律神経の乱れ」につながっている可能性が高いと判断したため、「腸の回復」のために、食事のこと、栄養のことをご指導し実践いただき、その効果をすお身体の改善とともに実感いただけたと思います。

「睡眠」の改善

睡眠も脳の改善に欠かせません。睡眠の質と量が改善するために、どんな日常生活と、睡眠前、睡眠時の行動を取られていて、どんなお気持ちで過ごされているのか?などヒアリングさせていただき、睡眠が向上するようにアドバイス→実践。を繰り返していただき、少しづつ寝れるようになり、脳の改善につながりました。

思考と身体のつながりを観察する

Yさんには、「気持ちを体のどこで感じているか?」を意識的に観察することも提案しました。
たとえば「奥さんを悲しませたくない」という気持ちが胸に現れることに気づいたことで、
漠然としたストレスや不安が**“明確な感情”として自覚できるようになり、脳のストレスが軽減された**ケースもありました。

運動も「無理なく少しずつ」

また、スクワットなどの簡単な運動も提案し、大腰筋など身体の軸となる筋肉の刺激を促しました。
施術と生活習慣の両面からアプローチすることで、より安定した状態を目指しています。

施術者のコメント

見た目の歪みより、脳と神経の働きを重視

Yさんの症状は、外見的な歪みや筋肉の問題というよりも、脳の誤作動や自律神経の不安定さが根本原因であると判断しました。
姿勢に多少の左右差や反り腰は見られましたが、それを無理に整えるよりも、神経の働きを正常に戻すことが改善への近道になると考え、慎重にアプローチを進めました。

「整える」のではなく「戻す」

施術では強い刺激を避け、身体が持つ本来のバランスを自然に“戻していく”ことを目指しました。
そのために、Yさんが自分の体に起きていることを自分で観察できるようになることが、とても重要な一歩でした。

目指すのは「再発しにくい体」

Yさんの症状には波がありましたが、施術のたびに体の反応が変化してきたことで、
「整えてもまた戻る」ではなく、**「整う状態を自分で維持できる体」**に近づいている実感がありました。

今後もメンテナンスを通じて、再発しない体づくりを一緒にサポートしていきたいと考えています。

西尾龍伸

院長, りゅうしん整体院

同じような不調でお悩みの方へ

「病院では異常なし」と言われた方へ

この事例が示しているように、検査で異常がない=問題がない、ではありません。
Yさんのように「ひりつき」や「不眠」など、原因がはっきりしない不調でも、体と神経の働きを整えることで改善の可能性は十分にあります。

自分の体を「感じること」から始めてみてください

最初は「何が原因か分からない」と感じていても、
「気持ちを体のどこで感じているか」「呼吸がどこに入っているか」など、小さな“気づき”から変化が始まることもあります。

根本から変えていきたいと思った時がチャンス

整体は、痛みを取るだけの場所ではありません。
Yさんのように「このままではダメだ」と思ったその気持ちが、本当の変化のスタートになるかもしれません。
私たちは、ただ整えるだけでなく、「再発しない体と心づくり」をサポートする整体院です。

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ご注意事項とお願い

※ 症例は実際のご来院者の体験をもとにご紹介していますが、感じ方や効果には個人差があります。すべての方に同様の結果を保証するものではありませんので、参考としてご覧ください。

※ また、この症例紹介は、Yさんご本人のご協力・ご承諾をいただいた上で、症状の経過や変化について紹介させていただいております。「私と同じような症状で悩まれている方の、何かのきっかけになれば」と、ご協力くださったことに感謝いたします。

りゅうしん整体院 西尾龍伸